キャリア開発・教育制度

充実したキャリア開発制度

新卒入社時には入社後3年目までは毎年度末にフォローアップ研修という集合型の研修がある。その後は各昇進ステップ毎に研修制度が設けられている。また、職種毎に商品知識研修、製品技術研修など、個別の研修が設けられており、制度としては充実している。これとは別に会社が用意している通信教育の受講が奨励されており、所定の期間で通信教育を修了させると、受講料が半額返金される仕組みもある。英海教室の受講も認められている。但し、資格取得時の報奨金はない。海外への留学制度や大学院派遣制度(修士・博士課程)は充実しており、定められたルールに乗っ取れば学費や交通費が全額支給される


根強い年功序列

昇給は良くも悪くもガチガチの年功序列。上期と下期に期初目標を立てて期末に評価する目標管理制度を取っているが形骸化しており、頑張れば高い点数は付くが入社年度の制約で調整が入るので、結局年功序列となっている。若くて優秀な社員が飛び級という事はありえず、定められた入社年数で昇格試験を受ける。安定志向ならばよいが、どれだけ頑張っても同期間では給料に差が出ないので、若いうちからバリバリ働いてドンドン出世したいという人や成果主義支持者には向かないだろう。


優秀な社員が多い

2chなどで安川電機は「隠れたホワイト企業」として有名になってきているため、入社偏差値・就職難易度は高く、簡単に内定が取れる会社ではなくなっている。毎年インターンシップも多く受け入れており、意識の高い学生が面接を受けている。社員は、東京大学、九州大学をはじめ有名国立大学出身者が多く、最近では海外の有名大学を卒業した社員も新卒入社している。温厚だが、頭が切れる社員が多い。上司となる管理職も優秀な人ばかりで、チームビルド、チームリードが上手く、モチベーションを高い状態でくリードしてくれる。中途採用、キャリア採用者も文系理系問わず増えてきているが、有資格者等かなり優秀な人材が多く、刺激を受けることができる。


ダイバーシティに注力

ダイバーシティに力を入れており、女性社員の活用強化のため、女性が活躍しやすい環境 が整っている。業務についても、男性女性分け隔てなく、能力と実績のある女性社員が、よりよい待遇が与えられるようになっている。昇級昇格の評価も正当だが、全社的に見た場合、女性の管理職の割合は少ない。最近は女性の積極採用に力を入れているが、庶務を担当するような「一般職」の採用は減っており、各部署の庶務は派遣社員の女性が多い。