安川電機の年収モデル

安川電機の年代別・役職別年収モデル

・22歳 360万円(大卒の新入社員1年目)
・25歳 500万円
・28歳 550万円
・30歳 600万円

・係長 800万円
・課長 1,000万円
・部長 1,200万円
・役員 2,000万円以上

大卒社員の場合、上記の年収がモデルになる(非管理職は残業代込み)。会社としての平均年収は700万円前後になるが、管理職(課長)クラスになった途端に年収1000万円代に跳ね上がるのが大きな特徴。役員になると更に跳ね上がり2000万円以上。ここまで到達できれば、サラリーマンとしての生涯賃金はかなりの勝ち組になるだろう。管理職になるまで給与は年功序列で決まるが、課長職以上は実力主義、年齢は一切関係ない。東京に本社を置く大企業と比較すると、中の上くらいの給与体系に見えるが、九州本店の企業で比較すると安川電機は破格の給与の良さだと言える。就職偏差値やステータスも高い。



賞与は平均6ヶ月

賞与は業績連動で4~6ヶ月と変動するが、4ヶ月はかなり業績の悪い年で、基本は6ヶ月。事業部毎に前年の業績に基づいて原資の配分が変動するため、所属する事業部門によって多少額に差が出る。業績の浮沈に直結しない管理部門系は、外れ(賞与が低い)の年が無い代わりに、当たりの年も無い。ただし、昨今は業績が好調なので、全体的なボーナスの水準は高い。


残業代は全額支給

残業代は申請した分は全て支給されるので、サービス残業は一切ない。また、若手社員には独身寮、社宅が完備しており、家賃を低く抑えることができる。本社のある九州地区は物価も安く、福利厚生も上手く活用すれば、年収以上に生活は楽。社名に「安い」の漢字が入っているが、給料は安くない。


手厚い福利厚生制度

福利厚生制度としては、前述の独身寮、社宅が完備されているだけではなく、財形住宅・財形年金貯蓄制度や社員持株会といった制度があるほか、結婚・出産や傷病・災害時には共済組織から給付や貸付を受けられるサポートがある。一部のスポーツクラブやレジャー施設との提携もあり、こうした提携割引を利用している社員は多い。また、通信教育や英会話等、希望すれば受講費を会社が負担してくれる制度もあるので、意欲のある社員は語学能力を高めることが出来る。